オルニチンパワーで肝臓をサポート!その02
肝臓をサポート!その01では、栄養素を分解する働きと解毒作用、そして栄養素を変化させる働きについて説明しました。
肝臓の働きが悪くなると、これらの働きが悪くなり、上手に代謝、解毒ができなくなります。
そのため疲れが現れるということでした。
肝臓は、絶えず胆汁というものを作り、分泌する働きがあります。
胆汁というのは、あまり聞きなれない言葉ですが、脂肪の消化に必要なもので黄緑色をしている液体です。
肝臓の幹細胞は、コレステロールから胆汁酸(胆汁をつくる主成分)を作るのです。
そして胆汁(一日に600mlくらい)を作ります。
食事をするたびに必要なもので、普段は胆嚢に溜められています。
この胆汁を十二指腸の中に分泌して、脂肪の消化や吸収を促進するそうです。
胆汁が正常に流れなくなると「黄疸」と呼ばれる症状がでてきます。
症状は、肌や目が黄色くなります。
このような症状が見られたら、すぐに医療機関で診てもらうようにしましょう。
このような症状が出る前に、肝臓の働きを回復させることがとても大切です。
●糖分を大量に摂取しないこと
●飲酒を控える
●ビタミンB群を摂取すること(豚肉、大豆、昆布、うなぎなど)
●ストレスを軽減させる
●睡眠を良くとる
●体を温める
●適度な運動(ストレッチやウォーキングなど軽めの運動で血流を良くする)
こうしてみると、健康によい生活によく出るものが多いですね。
そして、肝臓の機能の働きをサポートしてくれる頼もしい栄養素オルニチンを摂ることです。
今はサプリメントが多く出回っていますので、比較的手軽に摂取できるようになりました。
食事で摂る場合には、しじみがおすすめです。
しじみの入ったお味噌汁や、しじみのふりかけなどの商品もありますので、上手にそしてこまめに食事に取り入れて、肝臓をいたわってあげたいものです。