しじみの佃煮。栄養価を逃さない健康食の作り方。
佃煮とは水産物や農作物を醤油・みりん・砂糖などで味濃く煮詰めた加工食品のことを指します。佃煮の主な材料として小魚や昆布が挙げられますが、二枚貝の一種であるしじみも有名です。ここではしじみの佃煮のメリットや、作り方についてご紹介します。
しじみの佃煮とは
しじみの佃煮とは、砂抜きしたしじみを醤油・みりん・砂糖などで煮詰めた加工食品です。佃煮は江戸時代から保存食として作られて、保存期間の長さと価格の安さから全国に広まったと言われています。しじみを佃煮で食べることのメリットは、栄養価を逃さずに美味しく食べられることです。しじみにはタンパク質やビタミン、ミネラルといった栄養素が豊富に含まれています。佃煮は素材をそのまま調理することから、しじみの栄養を逃さずに摂取することができるのです。またしじみの佃煮は殻を取った状態で調理されていることから、食べやすいこともメリットのひとつです。
しじみの佃煮の作り方
しじみの佃煮はスーパーなどで手に入れることができますが、家庭でも簡単に作ることができます。ここでは代表的なしじみの佃煮の作り方をご紹介します。
【材料】
・しじみ 500g
・酒 100cc
・醤油 大さじ2
・みりん 大さじ2
・砂糖 大さじ2
砂抜き
生しじみを1%の塩水に入れて、パッドなどに並べます。この時しじみを完全に水に浸すのではなく、しじみの頭が少しだけ水面に出るようにしましょう。新聞紙をかぶせて静かな冷暗所に置き、5時間くらい放置します。
煮込み
鍋やフライパンに酒を入れて沸騰させ、しじみを入れて蓋をします。しじみほとんどが口を開いたら火を止めしじみと煮汁を分けます。しじみの粗熱が取れたら、しじみの身を取り出します。しじみの身と煮汁を鍋に戻して、醤油・みりん・砂糖を入れます。中火で煮詰めて、水分がなくなればしじみの佃煮の完成です。調味料を入れる際に、お好みでショウガの千切りを入れるのもおすすめです。
まとめ
しじみの佃煮とは、砂抜きしたしじみを醤油・みりん・砂糖なので煮詰めた加工食品です。佃煮は江戸時代から全国に広まった食品で、素材の栄養素を逃さずに手軽に摂取できることがメリットです。しじみの佃煮はスーパーなどで手に入れることができますが、家庭でも簡単に作ることができます。しじみを継続的に摂取するために、佃煮を活用してみてはいかがでしょうか。