しじみは美白効果のある栄養素が豊富。オルニチン、ビタミンB群、亜鉛。
しじみは健康だけではなく美容にも効果のある栄養素が豊富に含まれているため、性別を問わず多くの人に人気のある食品です。しじみは美しい肌作りにも役立つ食品で、美白効果のある栄養素が豊富に含まれています。健康的で白い肌作りをするためには、シミやソバカスを改善することが重要です。ここではしじみに含まれる、美白効果のある栄養素についてご紹介します。
しじみに含まれる美白に役立つ栄養素
しじみに含まれる美白効果のある栄養素は以下の3つです。
オルニチン
オルニチンはアミノ酸の一種で、成長ホルモンの分泌を促す働きがあります。成長ホルモンの分泌が促進されると新陳代謝が活発になり、古い細胞と新しい細胞の入れ替わりがスムーズに行われるようになります。シミやソバカスは、肌の入れ替わりが上手に行われないとなかなか消えません。肌細胞の入れ替わりがスムーズになることで、シミやソバカスとなった肌細胞が入れ替わりやすくなり、美白効果を期待できます。しじみからオルニチンを摂取することで成長ホルモンの分泌を促し、新陳代謝を活性化することで美白効果を得られます。
オルニチンはしじみ以外に、ヒラメ、キハダマグロ、エノキ、チーズなどに多く含まれています。これらの食品のオルニチン含有量は少ないため、美白効果を得るために補助的に活用するのがおすすめです。
ビタミンB群
しじみに含まれているビタミンB群の中で特に美白効果と関係があるのは、ビタミンB2です。ビタミンB2は炭水化物、タンパク質、脂質の代謝を促す働きがあり、皮膚や粘膜の成長をサポートします。ビタミンB2が不足すると肌荒れが起きやすくなり、ニキビの原因になります。肌トラブルが起きやすくなると皮膚に炎症が起き、シミやソバカスの原因になります。ビタミンB2は水溶性の栄養素であり、必要以上の量は体外に排出されてしまいます。美白効果を得るためには、ビタミンB2が含まれている食品を継続的に摂取するのが重要です。またビタミンB群はお互いの働きをサポートする性質があるため、複数のビタミンB群が含まれているしじみは痩せたい人に最適な食品だと言えます。
ビタミンB群はしじみ以外にレバー、玄米、うなぎ、納豆などに多く含まれています。
亜鉛
しじみに豊富に含まれている亜鉛は、細胞の新陳代謝を活性化させる働きをする栄養素です。皮膚は身体の中でも新陳代謝が盛んな組織で、常に新しい細胞が作られています。しかし亜鉛が不足していると、皮膚細胞の再生がスムーズに行われなくなります。亜鉛は細胞分裂に必要な栄養素のため、不足することで新陳代謝が低下してしまい肌荒れを引き起こします。また亜鉛はシミの原因であるメラニンを排出する働きもあります。しじみから亜鉛を摂取することで、肌細胞の新陳代謝を活性化させ、メラニンの排出を促すことで美白効果を得ることができます。 亜鉛はしじみ以外に牡蠣、煮干し、鶏肉、レバー卵、チーズなどに多く含まれています。