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しじみにはアトピーに効く栄養素が豊富。オルニチンなどが役に立つ。

アレルギーの一種であるアトピー(アトピー性皮膚炎)は、近年では特に乳幼児の患者数が増加している皮膚の病気です。アトピー性皮膚炎はアレルギー性鼻炎や喘息のリスクを上げる要因になるため、早期に症状を抑制することが重要です。二枚貝の一種であるしじみには、アトピーに効く栄養素が豊富に含まれています。ここではアトピーとは何なのか、しじみに含まれているアトピーに効く栄養素についてご紹介します。

アトピーとは

アトピー性皮膚炎とは、良くなったり悪くなったりを繰り返す、かゆみを伴う湿疹を主な病変とする皮膚の病気です。アトピー性皮膚炎はアレルギー体質の人や、皮膚のバリア機能が弱い人に多く見られます。主な症状は湿疹とかゆみで、よくなったり悪くなったりを繰り返し、なかなか完治しないのが特徴です。湿疹は赤みがあったり、じゅくじゅくしてひっかくと液体が出たりするのが特徴です。また湿疹は左右対称にできることが多く、おでこ、目の周り、口の周り、首、手足の関節の内側といった皮膚が薄い場所にできやすいのも特徴です。アトピー性皮膚炎は、本来は外から侵入してきた細菌やウイルスを退治するための免疫反応が原因で起こります。アトピー性皮膚炎の人の身体の中では免疫が過剰に反応してしまい、退治する必要のないものに対して反応してしまい、皮膚に炎症が起きてしまいます。アトピー性皮膚炎の症状をコントロールするためには、早期に炎症を抑えること、継続的にスキンケアをして皮膚への刺激を減らすことが大切です。

しじみに含まれるアトピーに効く栄養素

二枚貝の一種であるしじみには、アトピーに効く栄養素が豊富に含まれています。それぞれの栄養素の働きは以下の通りです。

オルニチン

しじみに豊富に含まれているオルニチンは、肝臓の機能を活性化させてアンモニア解毒を促進させる働きがあります。アンモニアはタンパク質からエネルギーを作る過程で生成される副産物で、人体に有害な物質です。アンモニアが体内に蓄積すると疲労の原因になり、免疫力を下げる原因になります。免疫力が高くなるとアトピー性皮膚炎の症状が軽くなることが分かっています。しじみからオルニチンを摂取してアンモニア解毒を促進させることで、免疫力を高めてアトピー性皮膚炎の症状を軽くする効果が期待できます。またオルニチンは成長ホルモンの分泌を促進させる働きもします。成長ホルモンが分泌されると新陳代謝が活発になり、免疫力を高めることができます。しじみからオルニチンを摂取することで成長ホルモンの分泌を促進させ、アトピーの症状を軽減する効果が期待できます。

タウリン

しじみに豊富に含まれているタウリンは、肝臓で胆汁酸の分泌や肝細胞の再生を促し、細胞膜を安定化させる働きをします。またタウリンは体内に入るアルコールや薬、食品添加物や化学物質などを分解して体外に排出する解毒作用を持ちます。肝臓の解毒作用が正常に働かないと免疫力が低下してしまい、アトピー性皮膚炎が悪化する原因となってしまいます。しじみからタウリンを摂取することで肝臓の解毒作用を促進させ、免疫力を上げることで、アトピー性皮膚炎の症状を軽くする効果が期待できます。

メチオニン

しじみに豊富に含まれているメチオニンは、アトピー性皮膚炎の症状を緩和する効果のある栄養素です。アトピー性皮膚炎は、免疫細胞が外部の刺激に過剰に反応することで発生する炎症です。この時に免疫細胞からヒスタミンという物質が放出され、アレルギーが引き起こされます。メチオニンはヒスタミンの働きを抑制する働きがあります。しじみからメチオニンを摂取することで、血液中のヒスタミン濃度を抑え、アトピー性皮膚炎の症状を抑制する効果が期待できます。

まとめ

アトピー性皮膚炎はアレルギーの一種で、近年では特に乳幼児の患者数が増加している病気です。アトピー性皮膚炎は、細菌やウイルスを退治するための免疫反応が過剰に反応することで引き起こされます。二枚貝の一種であるしじみには、アトピー性皮膚炎に効果のあるオルニチン・タウリン・メチオニンが豊富に含まれています。アトピー性皮膚炎の症状を軽減させるために、普段行っている治療に加えて、しじみを食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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