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しじみを調理するときのポイント。冷凍しじみを使う、食塩水で塩抜き、長時間煮込む。

二枚貝の一種であるしじみは、疲労回復や二日酔い予防といった健康効果があることで有名な食品です。しじみは一年を通してスーパーなどで手軽に購入、調理することができます。しじみには調理するときのポイントはいくつかありますが、正確に知っている人は少ないのではないでしょうか。ここではしじみを調理するときのポイントをご紹介します。

しじみを調理するときのポイント

しじみを調理するときのポイントは以下の4つです。

食塩水で塩抜きする

しじみを調理するときのポイント一つ目は、食塩水で塩抜きすることです。国内で流通している国産しじみの99%はヤマトシジミです。ヤマトシジミは海水と淡水が入り混じった汽水域で生息しているため、塩水で砂抜きをする必要があります。ヤマトシジミは塩分濃度0.3~1.0%の環境を好むため、塩抜きをするときには1.0%の食塩水を使うのが一般的です。また砂抜きの時間は季節によって異なり、夏場は3~4時間、冬場は4~5時間程度つけておくのがおすすめです。

冷凍しじみを使う

しじみを調理するときのポイントの二つ目は、冷凍しじみを使うことです。基本的に肉類や野菜といった食品は、冷凍することで味が落ちてしまいます。しかししじみはその逆で、冷凍することによってより美味しくなります。しじみに含まれる旨味成分であるコハク酸やグルタミン酸は、冷凍することで量が増えることが分かっています。またしじみを-4℃以下の温度で冷凍することで、オルニチンの量を約8倍増やすことができます。オルニチンは肝臓の機能を向上させることで、疲労回復や二日酔い予防が期待できる栄養素です。冷凍しじみを調理に使うことは、味と栄養の両方の面でメリットがあるのです。

殻付きのしじみは水から調理する

しじみを調理するときのポイントの三つ目は、殻付きのしじみは水から調理することです。殻つきのしじみを沸騰したお湯に入れて調理すると、殻から身が外れてしまいます。逆に冷凍しじみは水から調理すると口が開かない場合があるため、沸騰したお湯に入れて調理しましょう。

長時間煮込む

しじみを調理するときのポイントの四つ目は、長時間煮込むことです。しじみを長時間煮込むことで、しじみの旨味やエキスを引き出すことができます。その結果、しじみ独特の旨味を深く感じることができる味わいになります。しじみを煮込む際には、弱火で長時間じっくり加熱するよう意識しましょう。

まとめ

疲労回復や二日酔い予防といった健康効果が期待できるしじみは、一年を通してスーパーなどで購入することができる食品です。しじみは簡単に調理に使うことができますが、塩抜きや加熱方法などの調理方法にポイントがあります。しじみを調理するときのポイントを理解して、しじみを美味しく食べていきましょう。

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