※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

しじみは目にもいい。しじみに含まれる疲れ目回復に役立つ栄養素は?

現代はパソコンやスマートフォンが普及しているため、疲れ目で悩んでいる人が多いのではないでしょうか。疲れ目を放置すると肩こりや頭痛の原因になるため、早めに対策をとることが大切です。中医学の考え方では、疲れ目は肝臓と関係があると言われています。疲れ目がなかなか治らない人は、肝臓を元気にする栄養素が豊富なしじみを食べると効果的かもしれません。ここでは疲れ目の原因と、しじみに含まれる疲れ目回復に役立つ栄養素についてご紹介します。

疲れ目の原因

現代人の多くが悩んでいる疲れ目の主な原因は、以下の4つです。

目の酷使

パソコンやスマートフォンを長時間見続けたり、手元で細かい作業を行ったりしていると、目のピントを調節している筋肉が疲労します。そうすると、目の疲れを感じるようになります。また液晶画面の強い光(ブルーライト)も、目の筋肉を疲れさせる原因になります。パソコンやスマートフォンを日常的に使っている人は、目の負担を減らすためにパソコン用メガネを使うといった対策を行うのがおすすめです。

度の合わない眼鏡やコンタクトレンズ

度の合わない眼鏡やコンタクトレンズを使っていると、目が自分でピント調節をしようとして筋肉が緊張し、疲れ目の原因になります。また右目と左目で視力に差がありすぎることも疲れ目の原因になるため、自分の目に最適な度数に合わせることが重要です。特に老眼は40代から60代頃までの間に進行するため、定期的に度数を調整することが大切です。

血流の悪化

ストレスや睡眠不足などで自律神経が乱れると、目の筋肉が緊張して血流が悪化し、疲れ目を引き起こしやすくなります。自律神経とは生命機能を維持するために、自分の意思とは関係なく、24時間働き続ける重要な神経です。自律神経には交感神経と副交感神経があり、それぞれがバランスを保って身体の働きを管理しています。疲れ目を改善するためには、自律神経のバランスを整えることが効果的です。

肝機能の低下

中医学の考え方では、疲れ目は肝臓と関係があると言われています。中医学の医学書には「目には五臓六腑の精気(生命の源となる力)が集まり、その力によって物をよく見ることができる」と記されています。目は肝臓に蓄えられている栄養によって働いていて、肝臓の不調が目の疲れを引き起こすと考えられています。ストレスなどが原因で肝機能が低下すると、目に充分な栄養素が行き渡らなくなる可能性があります。疲れ目を改善したい人は、目の筋肉だけではなく肝臓をケアすることも大切です。

しじみに含まれる疲れ目回復に役立つ栄養素

しじみは目の酷使や肝機能の低下が原因で起きる、疲れ目回復に役立つ栄養素が豊富に含まれています。しじみに含まれる、疲れ目回復に役立つ栄養素は以下の4つです。

ビタミンB1

しじみに豊富に含まれているビタミンB1は、筋肉の疲れをやわらげる働きをする栄養素です。疲れ目はパソコンやスマートフォンなどを長時間使うことによって、目の筋肉が疲労して生じます。しじみからビタミンB1を摂取することで、筋肉の疲れをやわらげて疲れ目回復に役立てることができます。 ビタミンB1はしじみ以外に、豚肉、ハム、うなぎ、小麦粉、大豆、グリンピースなどに豊富に含まれています。

ビタミンB2

しじみに豊富に含まれているビタミンB2は、細胞の再生を促して目の粘膜を保護する働きをします。私たちは普段、ビタミンB2の働きによって、疲れ目などが原因で起きる目の充血・涙目・角膜炎・結膜炎を予防しています。ビタミンB2が不足すると、目の細胞の新陳代謝が滞ってしまい、涙が出る、視力が低下するなどの症状を引き起こします。また、ビタミンB2は血液中の余分な老廃物や脂質などを除去する作用があるため、目の周辺の血液を正常化させて、充血を改善させる効果も期待できます。しじみからビタミンB2を摂取することで、疲れ目改善に役立てることができます。 ビタミンB2はしじみ以外に、レバー、うなぎ、サバ、海苔、納豆、卵、ナッツなどに多く含まれています。

ビタミンB6

しじみに豊富に含まれているビタミンB6は、目のピント調節をする水晶体と毛様体筋の働きを保っている栄養素です。ビタミンB6は視神経の代謝にも深く関わっており、不足すると目の粘膜が弱くなり免疫力が低下してしまいます。免疫力が低下するとアレルギー性結膜炎のリスクが高まるため、目を大切にしたい人はビタミンB6を積極的に摂るのがおすすめです。しじみからビタミンB6を摂取することで、目のピント調節が正常に保たれ、目の免疫力を強化することで疲れ目改善に役立てることができます。 ビタミンB6はしじみ以外に、ニンニク、まぐろ、酒かす、レバーなどに多く含まれています。

オルニチン

しじみに豊富に含まれているオルニチンはアミノ酸の一種で、肝臓のオルニチンサイクルを活性化させて、アンモニア解毒を促進する栄養素です。アンモニアはタンパク質からエネルギーを生成する過程で作られる副産物で、肝臓に蓄積すると肝機能を低下させます。しじみからオルニチンを摂取することでアンモニア解毒がスムーズになり、肝機能を向上させ、疲れ目改善効果を得ることができます。 オルニチンはしじみ以外に、ヒラメ、キハダマグロ、エノキ、チーズなどに多く含まれています。これらの食品のオルニチン含有量は少ないため、疲れ目改善のために補助的に活用するのがおすすめです。

まとめ

現代はパソコンやスマートフォンが普及しているため、疲れ目が悩んでいる人が多いのではないでしょうか。疲れ目の原因は目の酷使だけではなく、度の合わない眼鏡やコンタクトレンズ、血流の悪化、肝機能の低下も上げられます。しじみには、目の酷使や肝機能の低下が原因で起きる疲れ目対策に役立つ栄養素が豊富に含まれています。疲れ目に悩んでいる人は、普段の食生活にしじみを取り入れてみてはいかがでしょうか。

関連コラムColumn