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しじみに含まれている栄養素。オルニチン以外の栄養素も豊富。

しじみに含まれている栄養素といえば、疲労回復や二日酔い予防に効果のあるオルニチンが有名です。しじみに含まれている栄養素はオルニチン以外にも、アミノ酸、ビタミンB群、ビタミンE、ミネラルと種類が豊富です。ここではしじみに含まれている栄養素と、それぞれの栄養素に期待できる健康効果についてご紹介します。

アミノ酸

しじみにはオルニチンやグルタミン酸などのアミノ酸が豊富に含まれています。
オルニチンは肝臓のオルニチンサイクルを活性化させて、アンモニア解毒を促す働きをする栄養素です。アンモニアはタンパク質からエネルギーを生成する過程で作られる副産物で、人体に有害な物質です。アンモニアが体内に蓄積すると、疲労の原因になります。しじみからオルニチンを摂取することでアンモニア解毒を促し、疲労回復効果を得ることができます。
グルタミン酸は旨味成分として有名で、化学調味料にも用いられている栄養素です。グルタミン酸は体内のアンモニアをとらえてグルタミンを合成し、それらを含む尿の排出を促す働きをします。しじみからグルタミン酸を摂取することで、アンモニア解毒・利尿作用を促進させることができます。

ビタミンB群

しじみにはビタミンB1・B2・B6・B12、ナイアシン、葉酸といったビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群は、私たちが生きるためのエネルギーをつくるのに欠かせない栄養素です。ビタミンB群はお互い助け合いながら働く性質があり、どれかひとつだけでは効果を発揮しにくいです。しじみには様々な種類のビタミンB群が含まれているため、効率的にエネルギーをつくるのに役立つ食品です。ビタミンB群はエネルギーをつくること以外にも、神経の働きを正常に保つ働き、粘膜の炎症を防ぐ働き、抗アレルギー作用に関与するなど様々な働きがあります。

ビタミンE

しじみに豊富に含まれているビタミンEは活性酸素を除去する働きがある栄養素です。活性酸素は体内に侵入した細菌やウイルスから身体を守る、重要な働きをしています。しかし紫外線やストレスなどが原因で体内の活性酸素が増えてしまうと、正常な細胞や遺伝子も攻撃してしまい、動脈硬化や糖尿病といった生活習慣病のリスクが高くなってしまいます。しじみからビタミンEを摂取することで、過剰に増えた活性酸素を除去して、生活習慣病予防に役立てることができます。

ミネラル

しじみには鉄分、亜鉛、カルシウムといったミネラルが豊富に含まれています。
鉄分は全身の細胞に酸素を供給する、赤血球を作るのに必須の栄養素です。鉄分が不足すると鉄欠乏性貧血になり、めまいや食欲不振などの症状を引き起こします。しじみから鉄分を摂取することで、貧血予防に役立てることができます。
亜鉛は体内に存在する数百の酵素タンパク質の構成要素として、さまざまな生体内の反応に関与しています。胎児や乳児の発育や生命維持に重要な働きをする以外にも、肝臓や腎臓、すいぞうなど新しい細胞が作られている器官で必須の栄養素です。しじみから亜鉛を摂取することで、健康的な身体作りに役立てることができます。
カルシウムは骨や歯などをつくっている栄養素です。カルシウムはそれ以外にも、神経の働きや筋肉運動等、生命維持に重要な活動を正常に保つ働きをします。しじみからカルシウムを摂取することで、骨粗鬆症の予防などに役立てることができます。

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